ダボのイロイロ(その1)
収納内に棚板を乗せている部品(金具)を「ダボ」と呼びます。
ホームセンターや量販店などで色々な収納がありますが、使用されているダボは種類が多く、またオリジナル品であったりしてダボだけを探してもなかなか見つからない場合もあります。
収納家具で使用されることの多いダボを紹介します。
■差し込みダボ系
収納の本体側に穴が空いており、そこにダボを差し込んで使用するタイプです。
いちばん種類が豊富です。
差し込むだけで使うことができるので簡単ですが、穴については特に決められた基準が無いので商品によって様々です。そのため事前にきちんと調べておかないと用意したダボが使えないこともあります。
1、穴の大きさ(穴径)
3ミリ穴、4ミリ穴、5ミリ穴と市場に出回っている商品の多くはこれに当てはまります。1ミリ違うだけで使えるダボが変わりますので注意が必要です。
2、穴の深さ
測るのを忘れがちな所です。
入ると思っていたダボが飛び出てしまって使えないことにもなりますので意外な落とし穴となります。
・差し込みダボの中でも棚板が動かない様に固定したり動きずらくする商品がございます。
棚板を設置する時は簡単に作業したい。でも設置した後は勝手に動いてほしくない。収納内の棚板が何かの拍子で動くことがあります。特に食器棚の様なワレモノを収納している収納、扉の付いていない収納などは棚板が動くと事故につながる場合もございます。そういったことを解消できる商品となります。
このような商品は棚板の寸法もきちんと測っておかないと正常に使用できませんので注意が必要です。
今回は差し込みダボについての詳細でした。